ジョインベスト証券の意識調査について
ジョインベスト証券は6月21日、個人投資家を対象にインターネットの株式取引について意識調査した結果を発表しました。
それによると今夏のボーナスのうち株式投資に回す金額の割合は平均18.2%。
2006年に行った前回調査から微増しています。
前回に続き、若い世代ほど投資に回す金額の割合が高くなる傾向がみられました。
インターネットの株取引に「満足している」という回答は56.6%、株取引が「楽しい」は85.5%で高い水準にあるが、いずれも前回からやや減少しています。
過去1年間における取引頻度の平均は月6.4回と、前回の月10.9回から落ち込んでいます。
保有株式の時価総額(平均)は約133万円低下し、損益額(平均)も約59万円低下しています。
ジョインベスト証券では過去1年間、市場が軟調であった為と分析しています。
また取引歴を尋ねたところ、「1年未満」という回答は13.8%で、前回の31.4%から大きく減少しました。
平均は3年で、前回の2年9カ月から増加し、新たに株取引を始める人が減っている。
1人あたりの保有口座数は平均2.5口座で、前回の2.2口座から増えました。
現在保有する株式の時価総額に対する、利益目標額の割合は38.5%。
前年の42.5%から低下しています。
取引歴が半年未満のビギナー層や時価総額が100万円未満の層は、前回と変わらず元手を倍以上にするという高い利益目標を持っているが、20歳代の若い世代が全体として慎重さを増し、利益目標を引き下げています。
今回の調査は5月25日―28日の期間で、インターネット上で実施したようです。
有効回答数は1000。
男性68.9%、女性31.1%。
年齢は30歳―40歳代が7割を占めています。